40代後半でも転職で遅くない!私が一歩踏み出せた理由

家計管理

「もう40代後半。今さら転職なんて無理かも…」そう思っていた私が、本気でキャリアと向き合い、転職を決意したのは、ごく普通の日常の中でのことでした。
子育ても落ち着き、自分の時間が少しずつ戻ってきた頃ふと「このままでいいのだろうか?本当に後悔しないのだろうか?」という思いが湧いてきました。
そんな時子供から「将来留学したい」と打ち明けられました。
驚きもありましたが「子供の夢を応援したい!」という気持ちが強くなり、稼ぐしかない!と思うようになりました。
確かに年齢的な不安もありましたが、とにかく行動しなくては始まらないと仕事をしながら求人サイトとチェックする毎日が始まったのです。

40代でも転職できる!「転職は35歳が限界」の時代はもう昔の話

「転職は35歳が限界」と言われてましたが、最近のデータを見るとその考え方がかなり古くなっているのが分かります。総務省の労働力調査によると2023年に転職した女性のうち45歳以上が占める割合は20人1人と増加傾向になっています。40代以降の転職が当たり前になりつつあることがわかります。年齢に関係なく「もっと成長したい」「新しい環境でキャリアアップしたい」と思ったらぜひチャレンジして欲しいです。

転職で後悔しないために、まずは”目的”を明確に

私の転職の目的は収入UPでした。ライフプラン表を作成したあと、お金のかかる時期が来ることがはっきり分かりました。その期間とその金額がわかったのでその達成手段として転職を1つの手段として考えました。そしてキャリアを活かすことを最大限に活用して、就業時間が長くなることは覚悟しました。私は金融業界に勤めていたのでその経験を活かしつつ、さらにスキルを磨ける場所があったらいいなと思うようになったのです。転職目的と活かす場所を明確にしたらより具体的に動けると思います。

⭐️転職の目的を決めよう(大学資金の追加+留学費用)
⭐️キャリアを活かそう(金融業界の経験)

それでも40代後半の転職は勇気がいりますよね?実際、年齢的に不利なのかなと悩むこともありました。けれど、思い切って一歩を踏み出したら、「今までの経験って意外と評価してもらえるんだ!」と感じることも多かったんです。迷っているのなら転職エージェントやハローワークに登録だけでもおすすめです。

実際に使ってみた!おすすめ転職サイト3選

私が転職活動をするにあたって、使ったのは3つのタイプのサイトでした。サイト選びも重要なので、参考になれば嬉しいです!

①業界に強い転職サイト

私は金融業界にいたので、同業種での転職を目指しました。業界の転職はその業界に強いサイトの方が求人が豊富で、企業情報も詳しく掲載されているんですよね。私が利用したサイトには、企業の雰囲気や中の情報も細かく載っていたので、面接前にしっかりリサーチできて助かりました。
私はマイナビ金融エージェントとリクルートエージェント、dodaの3つに登録しました。
この3つに登録した理由は

①求人数が多い
②業界に特化している
③自分の相場を知りたい

転職の目的は収入UPなのでまずは自分の相場を知り、実際に自分の年齢やキャリアで転職で年収UPができるかどうかを見てみました。
正直にいうと厳しいというのが現実です。年齢で求められるものが管理職、マネージャー職が多いのが現状です。

②地元企業に強いサイトとハローワーク

地元で働きたい!と考えていたので、地域密着型のサイトとハローワークも利用しました。地元の企業はネットに求人が出ていないことも多くて、「ハローワークにしか求人を出していない」というケースもありました。私は定期的にハローワークに足を運んで、そこで見つけた求人にも応募してみました。地元企業では転職エージェントに登録するよりもハローワークに募集が出ていることが多いと思います。面倒ではありますがコツコツ通うことをおすすめします。

 

転職して実感!嬉しかった3つのメリット

実際に転職してみて「良かったな」と感じることもたくさんありました。

  • 年収アップ!
    やっぱり収入が増えたのは大きなメリットです。
    今までと同じ業界内での転職だったこともあり、経験を評価していただけてボーナスも増えました。家計に少し余裕ができて、子供の教育費や老後資金にも少しずつ余裕ができたのは嬉しいですね。前職はボーナスが無いのと等しいので初めて頂いたボーナスがとても嬉しかったです。
  • 資格やDX経験が大きな武器に
    前職で取得していた資格やDX経験が、新しい職場でとても活かせました。
    転職先はDX(デジタルトランスフォーメーション)がまだ進んでいなかったので、前職でやっていた業務改善の知識を活かして「こういうやり方もあるんですよ」と提案できる場面がありました。
  • 自信を取り戻せた
    「もう年齢的には無理かも…」と思っていた私での挑戦してよかった。働く環境が変わったことで、自分の価値を再確認できました。

転職のリアル。正直大変だったことも…。

転職はメリットだけでなく、正直「これはちょっと…」と感じる部分もあります。私のリアルな声もお伝えしますね!

  • 就業時間が長くなった…
    新しい職場では就業時間が前職より長くなり、残業も増えました。今までのように毎日定時で帰れるわけではなく、家事と仕事の両立は大変になりました。その分は家族に協力してもらったり、休日の時間をフル活用してます。今後は時短の家電についても検討中です。
    ➡︎仕事に慣れるまでは、そして繁忙期は仕方ないと諦める

    ➡︎家族と協力、食洗機などの時短家電を取り入れる

  • 若い世代との雑談についていけないことも…
    年齢層が若い職場で、周りの方と雑談する際に「自分の子供の方が年齢が近いなあ…」と感じることもあります。ちょっとした雑談で話が合わないなと感じることもありますが、仕事に集中することでうまくバランスを取っています。
    ➡︎世代が違う人と話すことで視野が広がるし新しい発見がある

  • 会社行事が多く、土日が削られることも…
    転職先は会社行事もあり、時々週末にも予定が入ることがあります。家族との時間を優先したいママとしては、ここが少し悩みどころ。でも、少しずつ予定を調整しながら家族と過ごす時間も確保しています。ただ私の場合は家族との時間を優先しますとのことで今のことろ会社行事は控えております。
    ➡︎子育てがひと段落ついたら参加するように心掛ける

転職成功のために意識した2つのこと

今回の転職活動ではいくつか意識していたポイントがありました。これがあったから、40代後半でも転職に成功できたと思っています。

  • 経験を『言語化』してアピール
    面接で「自分が今まで積んできた経験や資格がどう役立つのか」を具体的に話すように意識しました。特に「こういう業務改善に関わってきたので同じような役割で貢献できると思います」と自信を持って伝えたことで、企業側にも魅力的に映ったようです。
    私は仕事だけでなく、学校行事や地域行事にも関わってきた経験や主婦でやってきた経験も伝えました。
    何がきっかけにはなるかは分かりませんが自分が主体的にやってきたことは伝えてみました。

  • 情報収集は”ネット+リアル”で
    地元で働きたい場合、ネットの求人だけでなくハローワークにも定期的に足を運ぶのが大切です。私も「インターネットだけでは見つからない地元の求人を探す」ことを心がけて、こまめに求人情報を収集しました。ネットの時代に逆らうようですが足で稼ぎました。

最後に:40代後半でもキャリアは諦めなくていい

今回の転職を通して、「40代後半でも、自分のキャリアやスキルを活かせば転職でキャリアアップを信じれば、チャンスか必ずある」と実感しました。
年齢に不安を感じている方も多いかもしれませんが、過去の経験をしっかりアピールすることで、希望の職場に出会える可能性はあります。
同じように「私もできるかな…」と悩んでいる方、ぜひ思い切ってチャレンジしてみてくださいね!あなたの経験は、決して無駄じゃない!必ず必要としてくれる場所があります。
年齢に縛られず、自分のキャリアを信じて挑戦することで、新しいチャンスが見つかるかもしれません。ぜひ、自分の未来にもう1度ワクワクしてほしいと思います。

タイトルとURLをコピーしました