子どもが20歳になったらNISAの話をしよう|バイト代から月5,000円で始めた親子の記録

家計管理

子どもにお金の話、できていますか?

「なんとなく話しづらい」「どこから伝えればいいかわからない」——そう感じているママは多いと思います。わかります、私もそうでした。

私は、子どもが20歳になったとき、思い切って話してみたんです。NISAのこと、お金の増やし方のこと、そして「自分のお金で投資することの意味」を。

この記事では、わが家の親子の会話と、そこから生まれた月5,000円の積立スタートの記録をお伝えします。子どもへのお金教育、どこから始めればいいか迷っているママのヒントになれば嬉しいです。

📌 この記事はこんな方におすすめ

  • 10代後半〜20代前半の子どもを持つワーキングママ
  • 子どもにお金の話をしたいけど、何から伝えればいいか迷っている方
  • NISAを子どもに勧めるか迷っている方

子どもが20歳になったら、お金の話をしてみませんか

子どもとお金の話って、なんとなく「まだ早い」「難しそう」と後回しにしていませんか?

私もずっとそう思っていました。でも、子どもが20歳になったとき、バイトも始めたし、就職活動

までには時間がある。時間と自由になるお金があるこの時に話してみようと思いました。

「この子、これから社会に出て、お金のことを誰かが教えてくれるだろうか?」

学校では教えてくれません。会社も教えてくれません。気づいたら「なんとなく貯金して、なんと
なく使って、老後が不安……」という大人になってしまう。それは見ていたくなかったんです。

だから話しました。難しい話ではなく、「お金を銀行に眠らせておくだけでは損をするかもしれない」という、シンプルな話から始めました。

まず数字を見せた|シミュレーターで「40年後」を一緒に確認した

投資で運用することのメリット・デメリットの話をする前に、まず数字を見せました。言葉より数字のほうが伝わると思ったからです。

使ったのはアセットマネジメントOneの「資産運用かんたんシミュレーター」。無料でサクッと使えて、グラフで直感的にわかるのでおすすめです。

シミュレーションの設定

設定項目 内容
運用利回り(年) 5.0%
毎月の積立金額 1万円
積立期間 40年(20歳〜60歳)
元本合計 480万円

シミュレーション結果

毎月1万円を40年積み立てると……

元本480万円 →

約1,489万円

運用益:約1,009万円(元本の約3.1倍)

この数字を子どもと一緒に画面で見たとき、反応が変わりました。

子ども:「え、1,489万円?!

私:「そう。毎月1万円積み立てると、40年後にはこうなる可能性がある」

子ども:「……銀行に置いてるのとぜんぜん違うじゃん」

私:「そういうこと。だから早く始めた方がいいんだよ」

💡 もし銀行預金だったら?(比較)

預け先 40年後の金額(目安)
普通預金(金利0.02%) 約481万円(ほぼ元本のみ)
NISA(利回り5%想定) 約1,489万円

※シミュレーションは将来の運用結果を保証するものではありません。利回りは変動します。

「早く始めるほど、時間が味方になる」——これが長期投資の本質です。20歳から始めるのと、30歳から始めるのでは、同じ月1万円でも40年後の差は数百万円になることもあります。だから、話せるタイミングで話してよかったと思っています。
もちろん設定利率の用に毎年増えるわけではありません。40年もあれば減ることは幾度となくあると思います。それでも自分の負担のない金額をコツコツ積み上がる方が長期的に見れば資産が増えて行くことになる未来を私は信じて、子供達にも勧めています。

私が子どもに伝えたNISAのメリット・デメリット

難しい言葉は使わず、「わが家流」のシンプルな説明でNISAを紹介しました。

メリット:長期でやるほど強い制度

メリット わが家の説明
長期なら元本割れしにくい 60歳くらいまでの長期運用なら、歴史的に見てもプラスになっている期間のほうが長い
1,800万円まで非課税 普通の口座で運用すると利益の約20%が税金で引かれる。
NISAなら増えた分がまるごと手元に残る
インフレに対抗できる 銀行に預けていてもほとんど増えない。
物価が上がる時代に「貯金=安全」ではなくなってきた

デメリット:正直に伝えた注意点

デメリット わが家の説明
短期だとマイナスになる可能性がある 「来月お金が要る」という用途には絶対使わないこと。
あくまで長期で置いておくお金でやる
少額のうちはメリットを感じにくい 最初は「全然増えない」と感じるのが普通。
続けることに意味がある

💡 子どもへの一番大切な説明

自分が運用できる金額でやること。生活に必要なお金は別に確保して、余ったお金の中からやること。月5,000円でも全然OK」と伝えました。投資は必ず毎年増えるものではないのです、そして扱い方を間違えれば大変なことになります。だからこそ自分のできる範囲で、分かる範囲で。

なぜSBI証券にしたのか|あえて「ちょっとわかりにくい」を選んだ理由

証券会社を選ぶとき、私が子どもに勧めたのはSBI証券でした。理由は2つあります。

理由①:投資商品の種類が多い

NISAで積み立てられる投資信託(ファンド)の数は、証券会社によって大きく異なります。SBI証券は選択肢が多く、将来的に「もっと自分に合った商品を探したい」となったときにも対応できます。

理由②:あえて「ちょっとわかりにくい」がちょうど良い

これは少し意外に感じるかもしれません。でも私は意図的にそうしました。

「操作が簡単すぎると、つい売ったり買ったりしてしまう」

スマホで簡単に操作できると、株価が下がったときに不安で売ってしまったり、上がったときに「もっといい商品に乗り換えよう」と動いてしまいがちです。長期投資で一番やってはいけないのが、この「短期の感情で動くこと」です。

わが家の子どもはアプリすらインストールしていないかもしれません。それでいい、と私は思っています。

「設定したら、あとは忘れるくらいでちょうどいい」——これが長期積立の理想の付き合い方です。毎月自動で積み立てられる設定をしたら、日々の株価を見なくていいんです。

証券会社の使い方 長期投資向き?
アプリを毎日チェックして売買する ❌ 感情に振り回されやすい
自動積立を設定して、あとは放置 ✅ 長期投資に最適

1年後の実績と、子どもの反応

NISAを始めてから約1年くらい。子どもに近況を聞いてみました。

項目 内容
積立額 月5,000円(バイト代から)
運用期間 約1年半
運用結果 約+2万円

子どもの第一声は……

子ども:「そんなに増えてない😭

私:「でも、同じお金を銀行に預けてたら、いくら増えてると思う?」

子ども:「……そっか、銀行はほぼゼロか」

私:「そういうこと。2万円増えてるって、結構すごいんだよ」

子ども:「確かに👍

この「確かに👍」が聞けただけで、話してよかったと思いました。

月5,000円×18か月=90,000円の積立に対して約2万円のプラス。利回りにすると約22%。1年でこれだけ動くこともあれば、マイナスになる年もある——でも長期で見れば、この積み重ねが大きな資産になっていきます。

📊 もし銀行預金だったら?(比較)

預け先 1年後の利息・利益(目安)
普通預金(金利0.02%) 約12円
NISA(今回の実績) 約+2万円

親として本当に伝えたかったこと

NISAの仕組みや数字よりも、私が子どもに伝えたかったことは、もっとシンプルなことです。

📌 大事なのは、この3つだけ
始めること
続けること
自分のお金でやること

なぜバイト代から支払わせているのか

「親がお金を出してあげればいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。でも、私はあえてそうしませんでした。

理由:社会人になったとき、自分で考えられる人になってほしいから。

親のお金でやると、「なんとなく続けてるだけ」になりがちです。でも自分のバイト代から出していると、「今月5,000円出しているんだ」という実感が生まれます。その実感が、将来「社会人になったら月いくらにしよう」という自分で考える力につながると思っています。

投資の金額は、人によって違って当然です。収入・生活費・将来の目標——それを自分で考えて、自分で決める。それができる大人に育ってほしい。NISAはその練習台でもあると思っています。

お金の話は、早すぎることはない

「20歳って早くない?」と思う方もいるかもしれません。でも私は、自分でお金を稼いだ時がタイミングだと思っています。自分で稼ぐことによりお金の価値が少しは分かると思います。そのお金をどう使うも本人が決めて良いと思います。その選択肢の1つに投資があり、制度にNisaがあることを話して勧めただけです。決めるのは本人だと思っています。

子どもが18歳でも、22歳でも、「お金ってどうしたらいいの?」と聞いてくれたときが、お金について話すのがベストなタイミングですね。

まとめ

📝 この記事のポイント

  • 子どもが20歳になったとき、NISAについて話した
  • 伝えたのはメリット・デメリット・「自分のお金でやること」の3点
  • SBI証券を選んだのは商品数の多さと、「あえて少しわかりにくい」長期投資向きの環境のため
  • 1年後の実績:月5,000円積立で約2万円プラス
  • 子どもの「たしかに👍」が、話してよかった一言だった
  • 大事なのは「始めること・続けること・自分のお金でやること

子どもへのお金教育、難しく考えなくていいと思います。「銀行に置いておくだけじゃもったいないかもよ」——その一言から始めてみてください。

わが家の子どもはまだ「そんなに増えてない😭」と思っています。でも20年後、30年後に「あのとき始めてよかった」と感じてくれると信じています。

※本記事の情報は2026年5月時点のものです。投資にはリスクが伴います。運用実績は将来の成果を保証するものではありません。投資は自己責任のもと、無理のない金額で行ってください。

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